2023年3月13日 ノーベル文学賞作家の大江健三郎さんが亡くなられたと報道されました。
大江健三郎さんは芥川賞をはじめ、様々な賞を受賞しました。
また日本で2人目のノーベル賞作家でした。
大江健三郎さんは88歳で亡くなられ、死因は老衰だったそうです。
今回は「大江健三郎の家族構成」について調べてみました。
目次
大江健三郎は妻と子供3人の5人家族
大江健三郎の家族構成
- ご本人:大江 健三郎(おおえ けんざぶろう)
- 奥様:大江ゆかり(おおえ ゆかり)
- 長男:大江 光(おおえ ひかり)
- 次男:大江 桜麻(おおえ さくらお)
- 長女:大江 菜摘子(おおえ なつみこ)
大江健三郎さんの家族は奥様、2人の息子さん、娘さんの5人となっています。
また長男の大江光さんはクラッシック作曲家として活躍されています。
奥様の大江ゆかりは大江健三郎の「理想の人」だった
奥様の大江ゆかりさんは
「大江健三郎さんの友人である伊丹十三さんの妹」
だったそうです。
大江健三郎さんと伊丹十三さんは恋愛話をするような関係であり
女性は見たところ色黒い感じのほうがいい、本質的な美人は色黒だって。それから眉が濃くて、理想的に言えば二つの眉が繋がっているぐらいがいいと。
と伊丹十三さんが「理想の女性像」を大江健三郎さんに教えていたそうです。
この「理想の女性像」が「大江ゆかりさん」と一致していたため
「伊丹は、意識しないで、妹が僕の女房になるように刷り込んだんじゃないですか(笑)」
と後に大江健三郎さんが語っています。
「結婚してから四十年近く経っても、彼女はすることなすこと全部、僕がいちばんいいと思うように振舞う」
とも大江健三郎さんは語っており
「大江ゆかりさんにも理想の男性像として大江健三郎さんを刷り込んだのでは」
と思っているそうです。
奥様の事が「いつまでの好き」というのを素直に言えずにすごく遠回しで言っているように聞こえますね。
とても分かりにくい言い回しですが、奥様の事を愛しているというのが伝わってきます。
長男大江光は天才的な音楽家
1994年にノーベル文学賞を受賞した作家の #大江健三郎 さんが、今月3日に老衰のため88歳で亡くなりました。写真は2005年4月、自宅でのインタビューの合間にくつろぐ大江健三郎さんと、息子で作曲家の #大江光 さんです。
写真特集→https://t.co/hzjgr4bKct pic.twitter.com/sVKUJGkCPr— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) March 13, 2023
大江健三郎さんの長男は「大江光さん」です。
大江光さんは1963年6月13日に生まれ、2023年3月現在59歳です。
大江光さんは生まれた時から先天的な知的障害を持っており
大江健三郎さんと奥様ゆかりさんはとても悩んでいたと語っています。
ですが大江光さんは幼少期から天才的な音楽の才能を開花させました。
- 野外の鳥の声を正確に聞き分けて鳥の名前を当てる
- 11歳からピアノを習い始めわずか2年で作曲をする
といった逸話があります。
1992年(29歳)に最初のCD「大江光の音楽」を発表しました。
1994年9月に発表した「大江光ふたたび」では日本ゴールドディスク大賞を受賞
1996年には「静かな生活」で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞
と飛躍をみせました。
2023年現在も作曲家として活動されています。
次男大江桜麻は三井化学で働く2児のパパ
大江健三郎さんの次男は「大江桜麻さん」です。
大江桜麻さんは長男光さんの2年後の1965年に生まれました。
生年月日は不明ですが2023年3月現在53~54歳になります。
大江桜麻の学歴・経歴
- 高校:桐朋高等学校
- 高校部活:オリエンテーリング部
- 大学:東京大学
- 専攻:農学部 応用昆虫学
- 職業:三井化学アグロ株式会社
大江桜麻さんの学歴・経歴に関してはFacebookに記載されていました。
三井化学アグロ株式会社では主に「殺虫剤」に関する部門で働いているようです。
新しい殺虫剤の開発もしているようで、6つの論文も発表されていました。
また年齢や性別等の情報は不明ですが
「お子さんが2人いる」との情報がありました。
長女大江菜摘子は上智大学卒のエリート
大江健三郎さんの長女は「大江菜摘子さん」です。
大江菜摘子さんは1967年生まれで2023年3月現在55歳です。
大江菜摘子さんの情報に関しては一切公開されていませんでした。
学歴のみ情報が公開されていました。
大江菜摘子の学歴
- 中学:桐朋女子中学
- 高校:桐朋女子高等学校
- 大学:上智大学
大江菜摘子さんも結婚しお子さんがいる可能が高いと思います。
おまけ:大江健三郎のwiki経歴
大江健三郎の経歴
- 名前:大江 健三郎(おおえ けんざぶろう)
- 生年月日:1935年1月31日
- 没年:2023年3月3日(88歳)
- 出身:愛媛県喜多郡大瀬村
- 最終学歴:東京大学文学部仏文科
- 職業:小説家
- 小説ジャンル:小説・評論・随筆
- 活動期間:1957年から2019年
- デビュー作:奇妙な仕事 1957年
大江健三郎の受賞
- 1958年:芥川龍之介賞
- 1964年:新潮社文学賞
- 1967年:谷崎潤一郎賞
- 1973年:野間文芸賞
- 1983年:読売文学賞
- 1983年:大佛次郎賞
- 1984年:川端康成文学賞
- 1990年:伊藤整文学賞
- 1994年:ノーベル文学賞
- 1995年:朝日賞
- 2002年:レジオンドヌール勲章
まとめ
今回は「大江健三郎の家族構成」について調べてみました。
大江健三郎さんのご冥福をお祈りします。